GMAT文法無料レッスン 名詞⑤ to不定詞
Posted in 1-1 名詞, 2 第1部 品詞, ⑤to不定詞 on 01/21/2009 01:38 pm by arahiguma今日のお題は、「to不定詞」です。[to do / to be]の形をしたもので、「名詞」、「形容詞」、「副詞」として機能します。ここでは名詞としてのto不定詞を説明しますが、一応、他の機能についても簡単におさらいしておきましょう。
【to不定詞の形容詞用法】
He was the first man to land on the moon.
I have nothing to drink.
Rodman has a lot of things to think about.
It is the best way to learn English.
これらの例では、to不定詞がその前の名詞を修飾しています。名詞を修飾するものは形容詞ですから、これらをto不定詞の形容詞用法と呼びます。
【to不定詞の副詞用法】
I go to school to study.
The boy grew up to be a novel prize winner.
I am very happy to hear that.
This pond is dangerous to swim in.
動詞や形容詞をto不定詞が修飾しており、目的、結果、理由、程度などを表現しています。動詞、形容詞を修飾する品詞は副詞ですから、これらは副詞用法となります。
見ての通り、これらについて難しいことは何もありません。「形容詞、副詞としてもto不定詞は使える」ということだけ確認しておけばOKです。
では本題に入ります。
1 名詞としてのto不定詞
to不定詞は名詞としても機能しますので、他の名詞と同じく、文の主語、補語および(他動詞の)目的語になります。原則として、前置詞の目的語にはできません。「前置詞+to不定詞」は特殊なケースを除いて×です。
例)× I am interested in to sing. → in singing
(1)主語:
It is impossible to live without water. (=To live without water is impossible.)
文頭の[it]は形式主語で、実際の主語は[to live...]です。
To succeed is not always to be happy.
[to do... is to do...]などの決まった表現を除いては、あまり文頭にto不定詞を主語として置かないのですが、文法的にはありえます。ちなみにこの例では、補語もto不定詞です。
(2)目的語:
I want to play the piano.
[want to do]はidiomとして覚えている方が多いでしょうが、他動詞[want]の目的語が[to play...]なのです。
He started to learn Spanish.
これも同様。[to learn...]が[start]の目的語です。
「動詞+to不定詞」では、to不定詞を目的語にとる動詞と、とらない動詞がある点に注意が必要です。idiom絡みのものも多いので、詳しくは動詞またはidiomの項目で説明します。
(3)補語:
My hobby is to watch birds.
To see is to believe.
これも問題ないでしょう。be動詞や、補語をとる動詞の後にもto不定詞を置くことができます。
2 疑問詞+to不定詞
[what to do], [which to choose], [when to start], [how to study], [where to go]など、疑問詞にto不定詞をつなげる言い方もお馴染みですね。[why to do]はまず言わないのでこれだけはないと思っておけばいいです。これも通常のto不定詞と同じく、主語、補語、目的語として使えます。いくつか例を挙げておけば十分でしょう。
How to begin is more difficult than where to stop.
The issue is which bus to take to go there.
I don’t know what to do.
Tell me wether to trust the salesperson.
3 to不定詞の時制
不定詞も動名詞と同じく、「単純形」と「完了形」があります。単純形は[to do / to be]、完了形は[to have done / to have been]となります。GMAT SCで時折問題となるので、しっかり覚えておきましょう。
分かりやすい例を挙げます。
a) I am glad to hear that.
「今、それを聞くことができて、今、嬉しい」。[hear]と[glad]が同じ時制。
b) I am glad to have heard that.
「今より前(例えば昨日)に、それを聞くことができて、今、嬉しい」。[hear]は[glad]よりも古い。
c) I was glad to hear that.
「昨日(例)に、それを聞くことができて、昨日(例)、嬉しかった」。過去において、[hear]と[glad]は同じ時制。
d) I was glad to have heard that.
「一昨日(例)にそれを聞くことができて、昨日(例)、嬉しかった」。過去において、[hear]は[glad]より古い。
極端な例かもしれませんが、概ねこのような感じで捉えておけばよいでしょう。要は、完了形のto不定詞は、述語動詞の時制よりも古いことを示したいときに使うものだ、ということです。
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「名詞としてのto不定詞」については、今のところはこれくらい知っておけば十分です。
to不定詞自体は、GMAT SCではそれほど重要ではありませんが、時制や、動詞、idiomに関連して出題されるケースがあります。今回のレッスンでは、時制についてしっかり確認しておいて下さい。